らいてぃん・とぅないと

主に眠れない夜に、筆は進む。

国の代表と若き二人のスラッガー

一人ボッチで夜を過ごすにあたってTwitterはマストアイテムであるが、TLを見てどうやら今年も「俺の侍ジャパン」を放送してるようだ、見ようか、とベッドから出てTVをつけるものの、どのチャンネルを見ても中居やプロ野球選手たちは映し出されない。番組表をチェックしてもその番組名が出てこなかったのでここでは見られないのか…と落胆しつつベッドに戻った。仕方がないので皆が誰を選んでいるのか予想しつつ、近い将来の国際戦について考えてみようと思う。

日本代表の最近のメンバーを考えて、いつも思うのが、「いくら何でも三塁手が手薄すぎる!」ということである。その時の調子などを考慮して、三人の候補から二人選ぶぐらいがベストだと思うのだが、マッチ選手はもう35だし、田中広輔選手はそもそも三塁手じゃないからとこの二人をちょっと保留して、今年よく三塁手として出てた人…と考えると、宮崎選手と外崎選手ぐらい?と、実際に候補を上げる段階で一苦労である。

ここで有り難くなってくるのが、来季からもう一度読売監督に就く原さんが言ってた構想「和真三塁」ではないかと考える。これに関して、「一塁で結果出てるから一塁で…」という意見がちょいちょい出ていたのも承知であるが、将来国際戦の三塁手を任されるまでに育て上げられればどんなに素晴らしいことだろうと思うし、基本的に一塁手の方が外国人選手で埋めるのが容易であるので、私としては代表の将来、読売の将来と両方の側面から、是非ともこの構想を大事にして欲しい。

とはいえ、そう上手くいかない可能性ももちろんある。我慢して起用するのも大事だが、あまりにも三塁手だと厳しいという場合はひとまず一塁手に戻してみるというのも必要な一手であると思う。そこでポイントになってくる「もう一人のスラッガー」が、来季からの新外国人、ビヤヌエバ選手であると考える。一塁手専門でなく三塁手の経験も豊富な選手を獲得したのは、この「もしもの場合」対策ではないかと思うのだ。それに加えて、三塁守備(と一塁守備)に関して教え合うことも出来るだろう。「和真の為のビヤヌエバ」「ビヤヌエバの為の和真」になれれば、非常に強力なクリーンアップが出来上がるのではなかろうか。

日本の将来を担う可能性を秘めるスラッガーと、メキシコの将来を担う可能性を秘めるスラッガーの来季の活躍を期待して待ちたい。