らいてぃん・とぅないと

主に眠れない夜に、筆は進む。

3/29、30、31 開幕カード

昨年度の最後の出来事。プロ野球が開幕する前日、今年の楽しみが一つ増えたと思った矢先にお気に入りのスマホゲーのサービス終了が発表され撃沈。世の中上手くいかないものである。
さて今日から新年度。昨日から下宿に戻り、実家より落ち着いてブログを書けるということで、今季は主に研究とプロ野球について書いていけたらと思う(そもそも始めてから野球のことしか書いていないが)。

○3/29 対広島
この日は開幕の日且つエース菅野選手の登板の日であるから是が非でも勝ちたかったが、大瀬良選手が今まで見たことないぐらいに良くて、正直これは打てないなぁと途中から感じていた。とはいえチャンスがなかったわけではないので、1点ぐらいは取って欲しかったのは間違いない。
大江選手は、何度か一軍での実戦を経験する必要がありそう。当然だがいきなりパッと抑えられるということはそうそうない。絶対にチャンスはまた来るので、さらなる成長を見せて欲しい。
また、俊太選手だが、スタメンで使うにはちょっとまだまだかなと感じた。以前の開幕打線考察で考えた打線と比べると7が俊太選手ではやはり少し迫力が足りないので、相手に余裕を与えてしまうのが現状だろう。二軍に降格するレベルではないので、一軍帯同中にしっかりと実力をつけ直して、今度は相手を怖がらせられるようにしてもらいたい。

○3/30 対広島
先発ヤングマン選手はいきなりストレート四球でまずいと思ったら炭谷選手が好リードで立ち直らせてくれたこともあり終わってみれば六回1失点と見事に試合を作ってみせて初勝利投手。6で起用されたゲレーロ選手は決して打ちやすくない投手陣をしっかり攻略し4打点を上げ、クック選手が最終回を無難に抑えて初セーブ。今季の初勝利は外国人選手達の躍動によってもたらされた。
また、やはり丸選手の存在は大きいなと感じた試合でもあった。この日もヒットこそ出なかったが、三度四球を選びその三度のタイミングでチームが得点し勝利した。もし丸選手が広島に残っていたら間違いなく「読売5点広島2点」が逆に「読売2点広島5点」になっていただろう。
もう一つ大きかったのは中川選手の好調だ。去年浮き彫りになった課題が中継ぎであるだけに、このような選手が一人でも出てきてくれるとチームがとても助かる。この調子で最優秀中継ぎのタイトルを取れるぐらいにまで頑張って欲しい。

○3/31 対広島
一番苦手な相手との敵地での対戦ということで、負け越しどころか三タテを食らうことすら覚悟していたが、粘り強さが光り、久しぶりにマツダスタジアムで勝ち越すことが出来た。これはチームにとってこの上なく価値のあることで、苦手意識の払拭・自信に繋がったと思う。
先制された直後に好調ゲレーロ選手の本塁打に丸選手の初ヒット初打点と勢いづく攻撃をすれば、守備では要所で併殺にとり流れを渡さず、最後は相手のミスを誘ってそこにつけ込み一気に畳み掛けた。このような「上質な」試合を出来るのは非常に理想的で、今シーズンで何度もやって欲しいものである。
畠選手は欲を言えば六回投げきりたかったところだが、十分に試合を作ってくれて素晴らしかった。あとは今日のような粘りのピッチングを年間で続けてくれれば完璧である。
また、この試合では長野選手にもヒットが出た。元々春先が不調なことが多く、オープン戦でも結果が出なかったのでなかなかスタメンで出られないことが多いかもしれないが、応援していきたい。守備にミスが出たがあれも前進守備が裏目に出たのと慣れない左翼だったのが原因なので、引きずらずに頑張って頂きたい。
(※私としてはあの場面は野間選手を左翼にして、長野選手には慣れた中堅を守ってもらえば良かったのではないかとばかり思えて仕方がない。元々丸選手の穴埋めで獲得したのだし。本記事を読んでいる貴方はどのようにお考えだろうか。)

○オマケ:ちょっと気がかりな元G戦士
日本ハムにいる大田選手が心配で心配で仕方がない。オープン戦では高打率で五本も本塁打を放ったのに、あまりにも打てていない。逆に元日本ハムで現G戦士の陽岱鋼選手が同じくオープン戦高打率五本塁打でシーズンも好調であるから、どうか打てていた時のことを思い出して欲しい。せっかく読売を出てプロ9、10年目にしてきっかけを掴めたので、もう一度輝いて欲しいと願うばかりである。

次は去年得意としていた阪神との対戦。当然、苦手な広島に勝ち越せたのに得意なはずの阪神に負けまくってしまうのでは意味が無い。相性の良さも活かして良い形で前半戦をスタートして頂きたい。