らいてぃん・とぅないと

主に眠れない夜に、筆は進む。

2/10 読売紅白戦

テストとその後の謎の多忙期間により、随分と更新の無い期間が長引いてしまったが、昨日でようやくある程度片付いたのと、読売がキャンプで紅白戦を行ったため話のネタが大いにあるということで、久々にここで色々書いていこうと思う。

○紅白戦全体の感想
まず、昨日の紅白戦の第一の感想としては、「思った以上に収穫が多かった」ということだろうか。この時期から新戦力がいきなり魅せるというのはそんなに多くはないのだが、丸、中島、炭谷、ビヤヌエバの四選手が皆それぞれの活躍をしており、開幕がより一層楽しみになったものである。特に丸選手はやはり去年まで何度も読売を苦しめただけあり、期待通りやってくれたという感じである。中島選手も、キャンプの最初こそ少しコンディション面で不安を抱えていたが、勝負強さは健在。今日の正午の紅白戦でも彼ら新戦力のパフォーマンスを楽しみにしたい。

○今回の紅白戦で私的に特に見たかったもの
まあこのようにタイトルを書いておきながら、見たかったものなんていくらでもあったのだが、その中でも特に注目したいなというか、これは検証しておきたいなと思っていたことが三つあり、「陽選手の右翼守備はどれくらいのものか」「ビヤヌエバ選手の選球眼はどうか」「ドラ1:高橋優選手の投球はどうか」である。
まず一つ目、全然言うことナシだった、というか元々陽選手は右翼手であったから何も心配はいらなかったのだが。それでも久しぶりであることに変わりはないので見ておきたかった。あれぐらいのことが可能なら本人の目標としていた全試合出場もバッチリ出来ると思う。
二つ目、左右投手からきっちり四球を選んでいたのでこれも問題ないと思う。あとは次の紅白戦で持ち前の長打力を見せて欲しいところである。まだ100%の力を出す時ではないとはいえ、見たいことは見たい。
そして三つ目。やや四球と深めの当たり(和真選手の中飛や炭谷選手の左犠飛など)が多かったかなとも思うが、初実戦で三回一失点ならば十分だろう。あとは堀内さんも言ってたように、シーズンで一軍に出しても戦えるような投手を目指してもらいたい。早めに出てきてくれなくても、長生きする投手になってくれれば私は嬉しい。

○唯一気がかりなこと
紅組10得点と白組6得点と打撃戦になったけれども、私としてはほとんどの投手には文句がない。特に田原選手や鍬原選手は一軍中継ぎメンバー入りへかなり大きな前進が出来たと思うし、シート打撃でけっこう打ち込まれていて心配だった森福選手もイニングを跨いでから一失点したものの割と抑えていたと思う。
ただ今村選手だけは不安が残ってしまった。3日に行われた最初の紅白戦における高田選手もそうなのだが、一度打線に流れを作らせてしまうとそれをなかなか止められない。やはり先発として戦っていく以上は悪い流れを断つ切り換えの能力は非常に大事になってくるので、次に乗り越えるべき課題としてこれからじっくり取り組んでもらいたい。二人ともそこさえ乗り越えられれば、恐らくローテーションの一角は担えるレベルになれる。もうひと踏ん張りである。

次の紅白戦では丸、和真の二選手の並びにしっかり注目していきたい。ここがしっかり機能すればシーズンにおいてそれ以上の脅威はない。まだキャンプであり練習段階ではあるが、本番できちんと結果を残すためにも良い結果を見せて頂きたいものである。