らいてぃん・とぅないと

主に眠れない夜に、筆は進む。

3/2、3/3 オープン戦

三月に入ると(プロ野球は三月末から開幕なので)いよいよだと思うものである。どうしても野球がない時ほど野球の話をしたくなってしまい結局オフシーズンのブログ内容がほとんど野球関係になってるなぁと反省しつつ、昨日今日の試合を振り返ってみる。

3/2 オープン戦(対ヤクルト)
○総評みたいなもの
オープン戦における東京ドーム初戦、しかも週末という事で、観客が落胆するような試合にだけはしないでくれよと思っていたこの試合、逆転サヨナラ勝ちというむしろ盛り上げ過ぎなくらいの内容だった(というか客足が少なくても観客を落胆させないで欲しいのは当然であるが)。

○特に注目していた点
・中継ぎ陣
2日3日の二試合は中継ぎに一番注目しようと思っていた。勿論去年のウィークポイントだったから。
まず鍬原選手。前回の練習試合もだがこの日もよく打たれた。私が見た感じでは「三振をとるタイプなのにストライクゾーンで空振りや見逃しがとれていない」のが最大の原因だと考える。これは二軍で出直す必要がありそうだ。空振りや見逃しがとれるよう球速を上げたり変化球の制度を高める、又は方針を変えて打たせて取る術を研究してみるなど色々やってみて欲しい。
次に大江選手。最初は先発で使うのだろうか?と思っていたが、ここ最近の登板を見て、中継ぎで使いたい気持ちが正直わかる気がした。とにかくテンポが良く、流れが相手に行きそうなのをせき止める力があるように感じる。もしこのまま一軍中継ぎを託そうと考えているなら、オープン戦の間に是非連投テストをしてみて欲しい。それが出来るなら一軍はほぼ確実ではなかろうか。
最後に光夫選手。背番号の通り、まさに山口鉄也のようだった。この投球なら勝利の方程式は担えると思うので、あとはもう何度か投げてもらって例えば走者を出した時に崩れないかなどをチェックして頂きたい。

3/3 オープン戦(対ヤクルト)
○総評みたいなもの
メルセデス選手に不安を感じた方もいるかもしれないが、バイト終わりの私はまあこんなもんかという感じで結果を見た。メルセデス選手が今日捕まり気味だったのは恐らく全体的に球速が遅かったから。最初に打たれたのを気にして慎重になり過ぎたか久々のドームで考え過ぎたかだと思う。打線は安打数が少ないが、四球はかなり多かった。ボール球を見逃すのは大事だが、それを考え過ぎて好球を見逃すのは勿体ないので、開幕までに好球必打の感覚をしっかり身につけて貰いたい。

○特に注目していた点
・中継ぎ陣
クック、田原、桜井の三選手が登板したが、全員良かった。特に桜井選手は本当に前と全然違うなぁという感じである。前までは球種は多いがどれも中途半端な感じがしていた。それが全体的にレベルアップしていて、今は開幕一軍を十分狙えるぐらいに来ているのではなかろうか。
今日の三人に昨日の左腕二人を合わせれば五人は人員が揃う。あと二人ぐらい欲しいので、他のメンバーも(教育リーグで試すつもりかもしれないが出来れば一軍で)試してみて欲しいところ。

次は広島戦。個人的には打線より投手が頑張って欲しいと思っている。去年は打てなかったというよりよく打たれて負けた試合が多かったように思うので。