らいてぃん・とぅないと

主に眠れない夜に、筆は進む。

受験生へ

研究室に配属されて、色々あって9月からダッシュで就活を始めて、12月にようやく本格的に卒論と向き合う、こんな感じでかなりドタバタしていて気づけば今日はセンター試験の日である。もうあれから四年、当時の事を思い出すのもなかなか難しくなってきたが、久々の記事投稿は、今まさに一山越えようとしている受験生に向けてのメッセージとしようと思う。



センター試験に限らず、私があらゆる試験で大事にしたいと考えていることが二つある。
一つ目が「平常心」である。最もミスを減らす為にはこれは欠かせないと思う。焦りや緊張は視野を狭めてしまうので、ソワソワしてきたら一旦深呼吸でもして、落ち着きを取り戻すのがオススメである。もしそれ以外に自前の方法があるならば、是非活用していただきたい。また、試験前にはギリギリまで参考書やノートを見てしまいがちだが、これが平常心を保つのを阻害する可能性もある。もしそうなってしまうならば、潔くそれらを鞄に直そう。最後の最後まで詰め込んで本番開始後に焦るより、きっちり気持ちを落ち着かせてから本番に臨む方が結果に結びつきやすい。

そして二つ目。これは今は大事に思えなくても仕方がないが、頭のどこかに入れておいて欲しい。「結果を気にしすぎない事」。受験においてはやはりあらゆるものの結果を気にしてしまいがちである。多少の一喜一憂はもはや避けられないとは思う。だが泣いても笑っても過去は過去で、変えられるのは未来のみである。結果は良くても悪くても未来を良くする為には必ず使えるものだから、ネガティブに考えすぎないこと。まだまだこれからの人生、必ずこの経験が何かの役に立つと思って欲しい。特に浪人している人にはより強く伝えたい。実際にその一年の経験は今の私をとてもよく助けてくれている。


受験はどうしてもしんどくて心を折りかけている人もいるかもしれない。だが必ずその先には明るい未来が待っている。今の経験をもとに皆がそれぞれそんな未来を作り出すのだ。人生の残り時間の為にわずかな時間を使って自身の可能性を目一杯広げる準備をしている、これが今受験生の皆がやっていることだ。

一度きりの人生、選択すべきはいつだって、言われたことや向いてることより、やりたいことである。
そのやりたいことを未来に一つでも多く出来るように、あと少し頑張っていただきたい。